小学生向け環境講座を開催しました!
足利市では、ごみの減量やリサイクルを推進するための啓発を目的とした出前講座を実施しています。
三重小学校5年生の総合的な学習において「環境問題」についての学習を深めるための講座を行いました。
廃食用油の回収とリサイクルに関する連携協定を締結している(株)吉川油脂とともに足利市が講師を務め、子どもたちに廃食用油のリサイクルの可能性について及び足利市のごみの現状・3Rについて勉強してもらいました。
廃食用油の回収についてはこちら(新しいウィンドウが開きます)
廃食用油の回収とリサイクルに関する連携協定についてはこちら(新しいウィンドウが開きます)
- 講座には、廃食用油の回収とリサイクルに関する連携協定を締結している(株)吉川油脂にご協力いただき、廃食用油の回収とリサイクルの現状や、SAF = Sustainable Aviation Fuel(持続可能な航空燃料)への活用の可能性のお話をしていただきました。
環境講座の内容
【(1)廃食用油の現状,(2)クイズ!リサイクルできる?できない?】((株)吉川油脂)
(1)廃食用油の現状
化石由来の航空機の燃料に比べ、廃食用油をリサイクルして製造されるSAFは、CO2排出量を60~80%も減らすことができるんです!
業務用廃食用油のリサイクル率95%に比べ、家庭で使用される食用油のリサイクル率は5%程度!
(2)廃食用油は何にリサイクルできるかクイズに挑戦!
家畜のえさ(原料)や道路のアスファルト、せっけんなど、廃食用油は色々なものにリサイクルされていると聞いて、こども達もビックリ!
【CO2を討伐!ごみ減量のすすめ】
燃やせるごみ減量のため、資源物をきちんと分別することを説明。ペットボトルやお菓子の箱などを、足利市の分別方法に従って種類ごとに分けて資源物として排出することを、分別体験をしながら学びました。資源物は変身して新しい物になり私たちの元に帰ってくること、資源物をきちんと分別することがごみの減量につながり、ひいては地球温暖化防止へつながることを学習しました。
【資源物の種類は…??班ごとに考えて、分別してみよう!】
- 小学生の頃からごみを分別することやリサイクルに関する意識を高め、それを当たり前のこととして習慣化できれば、将来にわたってごみ減量につながります。
今後も環境教育の一環として、継続して啓発に努めていきます。