里山林整備事業について
里山林整備事業について
里山林について
里山林とはかつて燃料としての薪等の伐採や肥料として落葉の採取などを行い、人間が生活に利用し維持管理してきた森林です。
しかし、昭和30年代の燃料革命や化学肥料の普及により、利用されないまま放置されて大径木化や藪化するなど荒廃した里山林が多くなりました。
とちぎの元気な森づくり里山林整備事業について
様々な理由により「手入れ」の行き届かなくなった里山林について【とちぎの元気な森づくり県民税】を活用し、「地元住民による組織」により里山の刈払いや低木の抜き切りを行う事業です。
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事業の内容
手入れ不足により藪化し、見通しの悪くなった里山の林床全面にわたって下草刈りを行います。野生動物の隠れ家とならないように低木類の抜き切りも行います。 -
事業の実施個所
住宅や農地周辺の里山が環境整備の実施対象箇所となっております。
住宅や農地の辺縁部から概ね50mくらい奥までの範囲を整備する事になっています。
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刈り払い
「地域住民による組織」の代表と市との間で協定締結を行い、「地域住民による組織」に対し、5年間の間、管理経費が交付されます。
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里山林整備事業に係る準備について
(1)事業実施個所の選定
(2)「地域住民による組織」の立ち上げ、代表者の選任、団体の口座開設
(3)事業実施箇所の所有者から意向確認
(4)「地域住民による組織」「市」「県」との間で協定締結
(5)市より、管理経費を交付
(6)「地域住民による組織」により、刈り払い・低木類の抜き切りなどの事業実施
(7)管理経費の精算
詳細については、下記の関連情報をご覧ください。
関連情報
- 栃木県/とちぎの元気な森づくり県民税について(栃木県森林整備課のページが開きます)
とちぎの元気な森づくり里山林整備事業概要 (pdf 184 KB)
掲載日 令和7年7月1日
更新日 令和7年7月4日
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