家庭菜園で野菜を栽培しているみなさまへ!病気の発生した野菜の株は、処分をお願いします。
病気の発生した野菜などの株は、処分をお願いします。
家庭菜園で育てている野菜の株に病気が発生した場合は、放置せず株の適正な処分をお願いします。
特に、黄化葉巻病などのウイルス病は、飛行する虫が媒介し、近隣する菜園や農地のほか、離れた場所にも病気をもたらす恐れがあります。
この病気は発病すると治すことができません。
感染株を放置すると、飛行する虫が病気を媒介し、隣接する菜園や農地はもちろん、離れた場所でも被害が発生し、農業を営む方々へ大きな損害をもたらす事があります。
いちご、なす、きゅうり等多くの野菜に寄生しますが、特にトマトとトルコギキョウにおいて、被害が多く発生しています。
処分が必要な株の症状は?
黄化葉巻病の症状は、植物によって異なります。代表的な野菜の例として、トマトの場合は、成長が悪くなり、葉が表側に巻いて黄色く変色します。発病後は開花しても結実せず、収穫ができなくなります。
病気の原因は?
野菜や花などに寄生するタバココナジラミという虫が、植物間で黄化葉巻病などのウィルス病を媒介します。タバココナジラミは飛行するため、離れた場所にも病気をもたらす恐れがあります。
感染蔓延防止のためには?
感染を確認したら、株元から地上部分をすべて切り取り、ビニール袋に入れて、枯らしてから処分してください。タバココナジラミをトマトや周辺の野菜、花で見つけたら、家庭園芸用殺虫剤等で、防除をお願いします。
問い合わせ
- 足利市農政課
0284-20-2161 - JA足利 販売推進課・営農振興課
0284-22-4433 - 県安足農業振興事務所 園芸課
0283-23-1431
タバココナジラミの成虫と幼虫、さなぎの写真
ウィルスに感染したトマトの様子(黄化葉巻病)
被害の拡大を防ぐため、ご理解ご協力をお願い致します!
掲載日 令和5年2月1日
このページについてのお問い合わせ先