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日本遺産  足利学校

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近世日本の教育遺産群サポーター募集中!

概要

近世の日本では、武士や庶民などの様々な階層で教育が行われ、ペリーなど来日した外国人は日本人の読み書き能力の高さと礼儀正しさに驚いたといわれます。その教育を支えたのが、官立(官営)学校や藩校、郷校、私塾といった近世日本の教育遺産群でした。
教育遺産世界遺産登録推進協議会では、教育遺産群を広く知っていただくため、様々な事業を推進しています。私たちの活動を支援していただけるサポーターを募集します。

 pdf★近世日本の教育遺産群サポーター実施要項(pdf 203 KB)

pdf★近世日本の教育遺産群サポーターチラシ(pdf 636 KB)

活動内容

教育遺産の世界遺産登録推進事業のお手伝いや、日本遺産の魅力発信などをお手伝いいただきます(例えば、教育遺産群に関する学習会への参加やSNS等の情報発信、開催イベントのサポートなど)。

足利市、水戸市、備前市、日田市のどこで開催されるものでも参加できます。

このような人を募集しています

  • 日本遺産や世界遺産に興味のある方
  • 教育遺産群をサポートしていただける方
  • 足利学校を愛する方など

年会費

無料
※ただし活動に伴う報酬や旅費の支給はありません。

申し込み方法

または、docx★近世日本の教育遺産群サポーター登録申込書(docx 14 KB)を文化課へご提出ください。

足利市でお申し込みいただければ他の3市(水戸市・備前市・日田市)で申し込む必要はありません。

提出方法は次のとおりです。

  • 窓口(市役所本庁舎別館2階)
  • メール(bunka@city.ashikaga.lg.jp)
  • FAX(0284-20-2207)

お申し込みをお待ちしています!

日本遺産公式HPがオープンしました

平成30年3月より、史跡足利学校跡を含む「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」の公式HPがオープンしました。

各市の最新情報など随時更新しておりますので、ぜひご覧ください。

 

日本遺産ホームページの画像1

日本遺産ホームページの画像2

文化庁の「日本遺産ポータルサイト」内にも掲載されています。

日本遺産  「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」について

  平成27年4月24日、国の日本遺産審査委員会は、史跡足利学校跡を含む「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」を、正式に「日本遺産」に認定しました。

足利学校学校門の写真

日本遺産とは・・・

  日本が誇る文化財を保護しながら、観光資源としても活用して後世に伝えていこうと、文化庁が平成27年度に認定がスタートした制度です。
  クールジャパン推進プロジェクトの一つであり、国内はもとより海外にも発信されることで、地域の文化財を広くアピールすることが期待されます。

認定の対象

「日本遺産」は、以下の点を踏まえたストーリーを認定します(文化財そのものを対象とはしません)。

  • 歴史的経緯や、地域の風土に根ざし世代を超えて受け継がれている伝承、風習などを踏まえたストーリー。
  • ストーリーの中核には、地域の魅力として発信する明確なテーマを設定の上、建造物や遺跡・名勝地・祭りなど、地域に根ざして継承・保存がなされている文化財にまつわるものが据えられていること。
  • 単に地域の歴史や文化財の価値を解説するだけのものになっていないこと。

ストーリーのタイプ

  • 地域型」・・・単一の市町村内でストーリーが完結。
  • シリアル型(ネットワーク型)」・・・複数の市町村にまたがってストーリーが展開。

ストーリーを構成する文化財群

  • 地域に受け継がれている有形・無形のあらゆる文化財が対象。未指定のものも対象となります。
  • 構成文化財群の中に国指定・選定のものを必ず一つは含める。

「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」とは・・・

構成自治体

足利市(栃木県)、水戸市(茨城県)、備前市(岡山県)、日田市(大分県)

※4市によるシリアル型(ネットワーク型)で認定

ストーリーの概要

  我が国では、近代教育制度の導入前から、支配者層である武士のみならず、多くの庶民も読み書き・算術ができ、礼儀正しさを身につけるなど、高い教育水準を示していました。
  これは、近世(江戸時代)の藩校や郷学、私塾など、様々な階層を対象とした学校の普及による影響が大きく、明治維新以降のいち早い近代化の原動力となり、現代においても、学問・教育に力を入れ、礼節を重んじる日本人の国民性として受け継がれています。

構成資産

  日本遺産はストーリーを認定しますので、構成資産は建造物だけでなく、書籍、儀式など多岐にわたります。また、国等の文化財指定を受けていなくても、日本遺産の構成資産に含まれる場合もあります。

足利市の構成資産

文化財の名称

指定

ストーリーの中の位置づけ

足利学校跡
(聖廟および附属建物を含む)

国史跡  

現存する日本最古の学校の遺跡。我が国儒学の学灯を伝える学問の府として全国より学徒が集った。自由で開放的な学びと自学自習の精神は、近世の学校の原点となった。なお、聖廟は国内現存最古のものである。

国宝漢籍
『礼記正義』『尚書正義』『文選(もんぜん)』『周易注疏』

国宝(書跡)

漢籍を中心とした貴重な書籍の宝庫である足利学校は、近世期も全国から学者や著名人が訪れ、蔵書の閲覧や研究が行われた知のネットワークのセンターであった。

釋奠(せきてん)

市民俗文化財

聖廟では、孔子のまつりである釋奠が営まれる。伝統的な祭器を用い、現在は毎年11月23日に行われている。

足利学校の方丈の写真
足利学校  方丈

足利市以外の構成資産
主な構成文化財 その他の構成文化財

茨城県
水戸市

旧弘道館の写真
日本最大規模の藩校  旧弘道館(国特別史跡)

  • 常盤公園/偕楽園
  • 旧水戸彰考館跡(みとしょうこうやかたあと)
  • 日新塾跡
  • 大日本史
岡山県
備前市

旧閑谷学校の写真
世界最古の庶民のための公立学校
旧閑谷学校(国特別史跡国宝・国重文)

  • 釋菜(せきさい)
  • 備前国和気郡井田村延原家文書
  • 熊沢蕃山宅跡
  • 井田跡
大分県
日田市

咸宜園跡の写真
日本最大規模の私塾  咸宜園跡(国史跡)

  • 日田市豆田町
  • 廣瀬淡窓旧宅及び墓
  • 長福寺本堂
  • 桂林園跡
  • 咸宜園関係歴史資料

動画の紹介

平成29年1月22日にBS-TBSの『日本遺産』の番組の中で「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」を紹介しました。こちらはそのダイジェスト版です。

日本遺産PR映像

日本最古の学校・知の遺産の画像

史跡足利学校を含む日本遺産「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」の魅力を発信するためのPR映像、「日本遺産  足利学校  ~日本最古の学校・知の遺産~」を作成しました。

 

日本語の他、英語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)に対応しており、国内外に広く発信していきます。
是非、ご覧下さい。

 

※この映像は、教育遺産世界遺産登録推進協議会が国の日本遺産魅力発信推進事業を活用して制作しました。

 

******長編(long ver.)約14分(14min.)*******

 

******短編(short ver.)約3分(3min.)*******

足利学校をテーマにした映像が第16回全国地域映像コンクールで地域文化アーカイブス理事長賞を受賞しました !

上記の日本遺産PR映像「日本遺産  足利学校~日本最古の学校・知の遺産~」が、第16回全国地域映像コンクール(主催:NPO法人地域文化アーカイブス)において、地域文化アーカイブス理事長賞を受賞し、表彰状及び記念楯が贈呈されました。
4K画質の美しい映像で、短時間のうちに日本遺産足利学校の魅力を余すことなく伝えています。

DVDは文化課で貸し出しておりますので、ぜひご活用ください。

 

受賞写真

 


掲載日 令和5年2月1日 更新日 令和6年3月27日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
教育委員会事務局 文化課 文化財保護・世界遺産推進担当
住所:
〒326-8601 栃木県足利市本城3丁目2145番地
電話:
0284-20-2230
FAX:
0284-20-2207

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