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vol.11  第一生命保険株式会社  足利第一営業オフィス(30代・子ども3人・正社員)

働きたいけれど、どう動き出せばいいのかわからない…
育児と仕事が両立できるのか不安…
足利市にはどんな職場があるの?

そんな悩みを持つママがたくさんいるのではないでしょうか。
あしかがおしごと研究所では、実際に育児と仕事を両立している先輩ママにインタビューをしに行きます。そこで聞いたリアルな声をお届けすることで、悩めるママ達の背中を少しでも押すことができるといいなと思っています。
第11回目の「先輩ママへOG訪問」は、第一生命保険株式会社  足利第一営業オフィス(借宿町・生命保険業)に正社員でお勤めの大塚  真奈美さんです。

【第一生命保険株式会社  足利第一営業オフィス  大塚  真奈美さんのプロフィール】

  • 年齢
    37歳
  • 第一生命に勤めての年数
    1年2ヶ月
  • 家族構成
    夫、8歳、6歳、2歳の子の5人家族

大塚真奈美さんのインタビュー写真
 

おしごと年表の画像

Q. 3人目のお子さんの育休中に、営業に来た第一生命の人からお話を聞いたことがきっかけとありましたが、以前は違う仕事をしていましたか?
A. はい。大学を卒業後、13年間金融機関で働いていました。3回育児休業を取得し、その度に復帰しました。一番上の子どもが小学生になり、学童クラブを利用して仕事を続けていましたが、夏休み等の長期休みは始業時間に間に合いません。今後、下の子たちが小学生になることも考えると「働き方の見直しをしなければ」と、考えていました。そんな中、現在の職場の話を聞き、自宅から近いため始業時間まで余裕を持つことができて、スケジュールも自由に組み立てることができる今の選択肢になりました。

Q. 転職に不安はありませんでしたか?
A. はい。不安はありました。前職でも営業をすることがありましたが、他にも業務がありましたし、飛び込み営業ではありませんでした。しかし、転職先の仕事は営業のみ、しかも飛び込み営業だったからです。ただ、前職で培った経験や知識を活かせることが強みだと考えました。
でも、私のようなケースはめずらしく、他でパートされていた方、専業主婦だった方など、金融や保険の知識が、まっさらな状態で入社する方がほとんどですね。

大塚真奈美さんのインタビュー写真2


Q. 営業や提案と聞くと、とても難しそうでハードルが高く感じます。
A. 研修期間も半年あり、そこで座学やロールプレイを通して多くのことを学びます。無知な状態で営業を始めるわけではありません。自信を持って一人で営業できるように、時間をかけて育ててもらえます。
その後、配属されてからお客様の所に営業に行く際は、先輩に同行して実地で学ぶことができますし、ペアで訪問しフォローし合いながら営業することもできます。
1年目は勉強することも多く、仕事も慣れていなかったので本当に大変でしたが、2年目は余裕が出てきました。もちろん玄関のチャイムを鳴らす瞬間は緊張します。でも慣れです。回数を重ねるごとに緊張もなくなります。

Q. ノルマはありますか?
A. ノルマはありません。
一般の企業と同等の固定給があり、その先は歩合制になります。自分でどのくらいの収入を目標にするかで、働き方や意識が変わってきます。私は前職と同じくらいの収入を目標にするという思いがあるので、頑張っています。

大塚真奈美さんのインタビュー写真3

Q. お子さんの体調不良の際はどうしていますか?
A. 休みます。私が休むことによって、同僚に迷惑をかけるということがないので、気が楽です。
約束をしていたお客様にはご連絡をし、謝罪した上で再度日程を組ませていただいています。
授業参観などの学校の行事では、1日の予定に組み込んでいるので、半休を取ったりせず、仕事の合間に行けます。ありがたいですね。

タイムスケジュールの画像

 

Q. お昼に夕食支度とありますがなぜですか?
A. 職場が家から近いので帰りやすいのと、帰宅後に夕食の準備をすることが、私の体力的に限界だからです。すぐ食べられるように最後まで作っておきます。配膳まで済ませておく日もあります。
もちろん、できない時はお弁当を買ったり、ファストフードを買ったりする日もありますよ。

Q. 働いてよかったことと、大変だったことを教えてください。
A. よかったことはやはり収入ですよね。生活にも余裕があり、子どもに好きなことをやらせてあげられます。子どもには、それが当たり前のことだと思われないように「パパとママが一生懸命お仕事したお金だよ」と伝えています。
大変なことは自由がないことです。よいところでもあり悪いところでもあります。忙しくて動いている自分も嫌いではないのですが、たまにはのんびりしたいなと思う気持ちもあります。
あとはあまり悪くは考えません!仕事している意味がなくなってしまうので、なるべくポジティブに!
楽な仕事ではありません。でも目標達成した時の喜びも大きいです。そしてまた頑張ろうという活力にもなります。

Q. 最後に悩めるママに一言アドバイスをお願いします。
A. 悩んでいる理由にもよりますが、もし働きたいという気持ちがあるなら、働くことは自分のためになると思います。社会に出れば色々な情報が入ってきます。交友関係を広げ、社会を知って欲しいです。収入が増えることでの自由も得られます。
皆さん、「子どもが小さいうちは家で見てあげたい」など「今」を基準に考えてしまいがちです。でも保育園や学童に預けることで、子どもも社会を学べますし、育った子どもの学費や、自分たちが老後安心して暮らせる資金とか、その先の将来を見て働くことを考えてみるのも良いのではないかと思います。

大塚真奈美さんのインタビュー写真5

[インタビュアー感想]
前職に不満はなかったけれど、専門性を活かして転職をされた大塚さん。結婚、出産、子どもの成長に伴うライフスタイルの変化や、家族や子どもの将来を考えて、条件にあった職場を選ぶ、という働き方もあるのだなと思いました。転職先でも専門性を拡げキャリアアップされています。
保険の営業についても、「難しそう」、「1人でできるのかな?」と思っていましたが、知識や営業技術に自信を持って現場に出られるよう研修があること、営業活動もペアでの訪問も選べること、などを伺いハードルがぐっと下がりました。

【企業情報】
社名  第一生命株式会社
設立  1902年(昭和年)
資本金  600億円
従業員数  52,384人(内勤職員10,914名、営業職員41,470名)
住所  東京都千代田区有楽町1-13-1
TEL  03-3216-1211(代)
ホームページ  https://dai-ichi-life.co.jp

取材先
足利第一営業オフィス
住所  借宿町587
TEL  050-3782-2006
 
インタビュアー:あしかがおしごと研究所  協力メンバー  橋本  千恵

掲載の内容は2022年6月現在のものです


掲載日 令和5年2月1日 更新日 令和6年4月19日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
産業観光部 商業にぎわい課
住所:
〒326-8601 栃木県足利市本城3丁目2145番地
電話:
0284-20-2158
FAX:
0284-20-2155
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