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先輩ママへOG訪問  vol.5 有限会社みにむ(30代・子ども1人・正社員)

働きたいけれど、どう動き出せばいいのかわからない…
育児と仕事が両立できるのか不安…
足利市にはどんな職場があるの?

そんな悩みを持つママがたくさんいるのではないでしょうか。

あしかがおしごと研究所では、実際に育児と仕事を両立している先輩ママにインタビューをしに行きます。そこで聞いたリアルな声をお届けすることで、悩めるママ達の背中を少しでも押すことができるといいなと思っています。

第5回目の「先輩ママのOG訪問」は、有限会社みにむ(田中町・出版業)に正社員でお勤めの秋山礼さんです。

【有限会社みにむ  秋山礼さんのプロフィール】

  • 年齢
    34歳
  • みにむに勤めての年数
    1年3ヶ月
  • 家族構成
    夫、5歳の子の3人家族

秋山礼さんのプロフィール写真

(インタビュアーのあしかがおしごと研究所 企画・情報発信協力メンバーを以下、研)で記載)

研)編集部にお勤めということですが、具体的にどのようなお仕事をされていますか。

秋山さん)(以下、秋)取材や写真撮影、執筆、校正などの編集業務、営業リスト作成やそれに基づく営業、先方打ち合わせ、レイアウト製作などの広告営業業務、それから広告資料作成やSNS運営などの営業補助業務と…出版に関すること全般ですね(笑)。

以前に地方新聞社の広告営業をしていたのですが、その時に得たスキルをフル活用しています。

インタビュー写真2

研)今のお仕事の前に何度か転職をされていると伺いましたが、すべて出版関係のお仕事ですか。

秋)違います。新卒で地方新聞社に入社した後は、出版以外の職種もいくつか経験しました。専業主婦をしていた期間もありますよ。
いろいろな仕事を経験する中で、ある程度自分でスケジューリングや仕事内容を決めることができたりする方が自分に向いていると思いました。ゼロから何かを作り出す仕事がしたい、今まで培ってきたスキルで何ができるだろうと思っていたところ、こちらの会社にご縁があって出版業界に戻ってきました。

研)素敵なご縁ですね。
お仕事のやりがいや楽しさはどんなところですか。

秋)この仕事をしていなかったら接点のなかった世界に、出会えなかった人との出会いがあるところ、そこからご縁が拡がっていくところがとても楽しいです。また、自分が書いた記事や企画した特集を「見てくれている人がいる」ということも仕事へのモチベーションに繋がっています。

インタビュー写真3

研)出版業界と聞くと忙しいイメージがありますが、お子さんが体調を崩した時などの対応を教えてください。

秋)自営業の母や叔母に預かってもらっています。全面的に協力してもらえるのでありがたいですね。
ただし感染症や高熱などで預けられない時は、私が自宅で看病します。その際は、原稿の執筆やリスト作成など自宅でできる仕事を行い、会社や外回り業務と調整するなどしてできるだけ他のスタッフに迷惑がかからないように心がけています。

研)職場の方は協力的ですか?

秋)はい。職場は女性中心でほとんどが私の母世代の方なので、子育てと仕事の両立で大変なポイントを理解してくださる方が多く、とても働きやすいですよ。

研)子育て経験者が多いというのは心強いですね。

タイムスケジュールの画像

研)タイムスケジュールを拝見させていただきました。
朝は5時00分から5時30分に起床されるそうですね。早いですね。

秋)そうですね。夫の出勤が早いので、それに合わせて起きます。朝ごはんは前日に準備し、お弁当も冷凍食品を活用したりして工夫しています。
夕飯に関しても週末に常備菜の作り置きをしておくとか、手が回らない時はお惣菜を買ったり。無理はしないことにしています。

研)無理をしない、頑張りすぎない、というのは仕事と家事育児を両立する上で大事なポイントのひとつですね。
就寝までやることがびっしりですが、仕事と家事育児との切り替えや自分時間はどうしていますか?

秋)私は通勤時間が長めなので、車での時間がオンからオフに切り替える時間になっていますね。音楽やラジオを聴いたり、強制的に発生する時間を有意義に使っています。
あとは、寝る前にアロマオイルやキャンドルを楽しんだり、土曜日の夜に自宅で映画を見たりするのが自分時間ですね。

研)忙しい中でもしっかりオン・オフの切り替えをして、週末に自分時間を持っていて、素敵ですね。

インタビュー写真4

研)それでは最後に、働きたいけれど子育てとの両立に悩んで一歩を踏み出せずにいるママにメッセージをお願いします。

秋)悩む前に動いちゃえ!です。悩んで何もしないよりはやってみてダメな方が自分も納得できるし、次の一歩も踏み出すことができます。
あなたのことを必要としている人はどこかに必ずいます!

研)動かなければ始まらない、ですね。力強いメッセージをありがとうございます。
本日は貴重なお話をありがとうございました。

 

ママになって働くときに、家庭と仕事それぞれにかける割合というのは悩むところだと思います。
子どもにとってママは自分だけ、子どもとのコミュニケーションを大事にしたい、とお話ししてくださった一方で、自分の人生の何パーセントかを仕事に使わなければならないのなら、せっかくなら好きなことをしたい!ともおっしゃっていた秋山さん。
家庭と仕事、それぞれに対する熱い気持ちとパワフルさが伝わってくるインタビューでした。

 

【企業情報】
設立    1980年
資本金    300万円
従業員数  7人
住所  栃木県足利市田中町911-3
TEL  0284-72-6867
ホームページ  https://minimu.jp/

インタビュアー:あしかがおしごと研究所  企画・情報発信協力メンバー  織田紗菜絵

掲載の内容は2021年6月現在のものです


掲載日 令和5年2月1日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
産業観光部 商業にぎわい課
住所:
〒326-8601 栃木県足利市本城3丁目2145番地
電話:
0284-20-2158
FAX:
0284-20-2155
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