解答と解説(番外)
番外編
【1】 1. 23代
1439年1世の快元から1869年引退の23世謙堂元益まで続きました。
【2】 2. 永享の乱
室町時代の永享10年(1438年)関東地方で発生した戦乱。鎌倉公方足利持氏と関東管領上杉憲実の対立に端を発し、室町幕府6代将軍足利義教が持氏討伐を命じました。
【3】 3. 雲巌寺
雲巌寺は、松尾芭蕉が奥の細道紀行で立ち寄った寺院として知られています。境内には当時の住職であった仏頂禅師と芭蕉の歌碑が残されています。仏頂禅師は松尾芭蕉の禅の師匠でした。
奥の細道で特にかかわりのある瑞巌寺は宮城県松島にあります。
雲洞庵は上杉憲実が再興した禅寺で新潟県南魚沼市にあり、戦国時代には越後国主となる上杉景勝やその家臣である直江兼続が幼少期に勉学を学んだ寺とされています。
【4】 3. 吉宗
徳川将軍家の後嗣が絶えた時に備え、宗家存続のために御三家から養子(将軍)を出すことになっていました。
【5】 2. 司馬遼太郎
「喧嘩草雲」は、短編集「馬上少年過ぐ」(新潮社)に収められています。
【6】 2. 孔子の生地の地名
足利市と友好都市を結ぶ中国山東省済寧市にある曲阜の郷名で孔子の生誕地です。
【7】 2.古代中国の詩を編集したもの
文選(もんぜん)は、中国の春秋時代から梁までの約1000年間の代表的詩文人の作品を、梁の昭明太子によって800編ほど集められた詩文集です。史跡足利学校蔵書の文選は、中国南宋時代の明州(寧波)刊本で、金沢文庫旧蔵本だったのを、永禄3年(1560年)北条氏政が七世庠主・九華に贈ったもので、末尾には北条氏の虎印「禄寿応穏」の朱印と、九華が北条家で易の講義をしたという識語があります。本書は、昭和27年に国宝に指定されました。
【8】 2. 土方歳三
司馬遼太郎の作品「燃えよ剣」の中で、土方歳三の「脇差は堀川國廣」という記述が何箇所か出てきます。
上の写真は、安土桃山時代の刀匠、堀川國廣(ほりかわくにひろ)作の短刀です。
国の重要美術品に指定され、足利市民文化財団が所蔵しています。銘は「日州住信濃守國廣作」。茎(なかご)には、天正18年(1590年)8月に足利学校において鍛刀したことが刻まれており、刀身には、9世庠主閑室元佶三要が書いたという
「夢香梅里多(うめかおるさとにゆめおおし)」
という文字と、國廣が得意とした布袋の像が彫られています。
【9】 1. 比叡山
イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルが伝えた都の大学、高野、根来、比叡、近江は、すべて寺院です。板東の大学と伝えられた足利学校は当時の日本有数の学校でした。
【10】 3. バラ科
梅や桃、桜もバラ科の植物です。