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紙本著色 長尾景長・憲長・政長像(しほんちゃくしょく ながおかげなが、のりなが、まさながぞう)
- 景長像 縦 76.0cm
横 40.0cm
室町時代
僧の衣装をまとい座っている自画像です。
髪をそり、やや丸顔の頬から顎にかけては、かなりの髭をたくわえています。
左手には軍扇をもっています。画(が)の上には大永8年(1528)に書かれた賛があります。
景長は足利長尾氏初代景人(かげひと)も次男で兄定景(さだかげ)のあと3代目の当主となりました。
絵を書くことが上手で、山水画が残されています。
- 憲長像 縦 78.0cm
横 40.0cm
室町時代
僧の衣装で畳の上に座る自画像です。
左手は膝の上に置き、右手は扇子を持っています。
左腰には短刀をさしています。
髪をそり、顔はふっくらとしてやや面長に書かれています。右上には天文(てんぶん)19年(1550)の年号が書かれています。
憲長は、足利長尾氏4代目の当主です。
- 政長像 縦 84.0cm
横 40.0cm
室町時代
着物姿で畳に座る自画像です。
右手に扇子を持ち、左手は膝の上に置いています。
髪をそり、やや角ばった顔には口髭を蓄えています。
政長は、足利長尾氏5代目の当主です。
これらの画像は足利長尾氏の菩提寺である長林寺(ちょうりんじ)に伝えられています。
※通常非公開となっております
掲載日 令和5年2月1日
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