このページの本文へ移動
色合い 標準 青 黄 黒
文字サイズ 標準 拡大 縮小
RSS
トップ > 紙本淡彩  翎毛虫魚画帖(渡辺崋山筆)(しほんたんさい  れいもうちゅうぎょちょう  わたなべかざんひつ)

紙本淡彩  翎毛虫魚画帖(渡辺崋山筆)(しほんたんさい  れいもうちゅうぎょちょう  わたなべかざんひつ)

れいもうちゅうぎょがちょうのしゃしん
 
寸法     縦  22.6cm
             横  16.0cm
江戸時代
 

雁皮紙(がんぴし)の91枚つづりで、翎毛帖(れいもうちょう)、虫魚帖(ちゅうぎょちょう)からなり、翎毛帖はハト、カモ、ネズミや魚介類などが70ページに、虫魚帖は、植物、小動物、昆虫類、キノコなどが47ページにわたり、淡い墨を使い描かれています。

柔軟な温か味のある描線と、西洋画より学んだ陰影をもった鋭い筆致によって、生き生きとした写生画で、作者独自の画境を示しています。

書かれている干支から渡辺崋山が46歳~49歳の頃の作と見られ、晩年の写生画として貴重です。

尚、この写生帖は後年、田崎草雲(そううん)が崋山の妹の嫁ぎ先より譲り受けたもので、二帖ともに巻末に草雲による花鳥の写生画が描かれています。

 

※通常非公開となっております

 


掲載日 令和5年2月1日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
教育委員会事務局 文化課
住所:
〒326-8601 栃木県足利市本城3丁目2145番地
FAX:
0284-20-2207
(メールフォームが開きます)

最近チェックしたページ

このページを見た人はこんなページも見ています