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木造 聖観世音菩薩立像(稲岡観音堂)(もくぞう しょうかんぜおんぼさつりゅうぞう)
像高 66.0cm
平安時代
平安時代
一木造(いちぼくづくり)、彫眼(ちょうがん)、頭に髻を結び、二肘で広袖のついた中国風の袍衣(ほうえ)をまとい、二股状の鼻高沓を履いています。
天冠台や髪際の彫がよく、白毫をつけず三道(さんどう:仏像の首に刻まれた三本の線)を刻んでいます。
衿を合せる胸前に肉身をのぞかせるその造形は梵天像と思われます。
現状は宝冠・胸飾り・瓔珞をつけ光背を備え、蓮華座に乗り、観音堂内に安置されています。
紀年銘は不明ですが、特徴のある像容は貴重です。
※通常非公開となっております
掲載日 令和5年2月1日
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