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木造 毘沙門天及び両脇侍像(もくぞう びしゃもんてんおよびりょうわきじぞう)
毘沙門天 像高180.0cm 肩幅34.0cm
木造寄木造(よせぎづくり) 鎌倉時代
木造寄木造(よせぎづくり) 鎌倉時代
吉祥天 像高95.0cm
木造寄木造 鎌倉時代
善膩師童子(ぜんにしどうじ) 像高93.0cm
木造寄木造 鎌倉時代
像高180cmの毘沙門天像は、腰をわずかにひねって天衣(てんい)や袴の動きを現しており、足下には邪鬼2頭を踏まえ、玉眼(ぎょくがん)の眉間に威力を込めた相貌には迫力があります。
背の宝輪(ほうりん)は平安時代にみる形であり、宝髻(ほうけい)は宗風で装飾的であるが、全体の写実性とたくましさは鎌倉時代の特色を示しています。
これほどの大きさ、迫力、量感を持つ毘沙門天像は本県には他に類を見ません。
※毎月1日公開
掲載日 令和5年2月1日
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