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木造 薬師如来坐像(薬師寺)
像高49.0cm 寄木造(よせぎづくり) 漆塗り
鎌倉時代
鎌倉時代
肉髻(にくけい)高く、髪は小粒に刻出し、二重白豪(びゃくごう)、髪際は水平、彫眼(ちょうがん)で蓮華座の上に座っています。
瞳は後世の補修によって大きく彩色されています。
高い肉髻、彫の浅い衣文(えもん)、低い膝高(しっこう)など総体的に仏像つくりで有名な定朝(じょうちょう)の作風に似ています。
眉の曲線の反りが深く、目尻は上がっており、口元は上唇が下がり下唇が薄くなっており、両手の指も細くなっていて、この仏像が作られた年代は平安末期~鎌倉初期にかけてであると思われます。
※通常非公開となっております
掲載日 令和5年2月1日
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