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鑁阿寺楼門(ばんなじろうもん)

ろうもんのしゃしん

 

三間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺
室町時代

 

唐様という建築様式で、礎盤(そばん:柱と礎石の間に置かれる台石)の上に柱を建て、上層には高欄という手すりを廻し、三ツ斗組とした楼門造りです。

とても大きな楼門で、県内では一番大きい物と思われます。

お寺の言い伝えによると、建てられたのは本堂と同じ時期であるということですが、現在の建物は永禄(えいろく)7年(1564)に13代将軍 足利義輝の再建です。

鎌倉時代に建てられた本堂や鐘楼と比べると、彫刻や屋根の形態が違っていて、後の年代に建てられた特徴がみられます。

 


掲載日 令和5年2月1日
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