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千庚申塔
高さ 262.0cm
江戸時代
庚申塔は庚申(かのえさる)の日にお祭りを行ったことを記念して建てられたもので、江戸時代には民間信仰として普及しました。
この庚申塔は、上層部から順に五層によって構成された石塔です。
最も上の層には笠(かさ)状の雲台にのった青面金剛(しょうめんこんごう)とその両脇に二童子が日・月や鬼衆を配して浮き彫りにし、中心の本体部の棹に千庚申と書かれた千個の「庚申」の文字がびっしりと書かれています。
下層部は三猿や鶏の浮き彫りと銘文が刻まれています。
庚申塔としては、丁寧な作りであり、建立年および建立者が明らかであり、形状も特殊であることから貴重なものです。
掲載日 令和5年2月1日
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