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紙本著色 鑁阿上人自画像(しほんちゃくしょく ばんなしょうにんじがぞう)
寸法 縦 77.0cm
横 55.0cm
鎌倉時代
横 55.0cm
鎌倉時代
鑁阿寺(ばんなじ)開基である足利義兼は出家し、「鑁阿(ばんな)」と称しましたが、本品はその鑁阿上人の自画像として同寺に伝わっているものです。
衣をまとい、手に扇をもって座っている姿からは、上人がたくましい顔つきで、堂々とした体格の人物であったことがうかがわれます。
顔は白く、衣はゆったりとした墨線で輪郭が描かれ、黒色でぬられています。
顔は面長で、目じりがあがっているなど、鑁阿上人の威厳が感じられる優品として貴重です。
※通常非公開となっております
掲載日 令和5年2月1日
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