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絹本墨画淡彩  雪景山水図(けんぽんぼくがたんさい  せっけいさんすいず)

せっけいさんすいずのしゃしん
 
寸法:142.4cm×79.7cm
室町時代後期


中国・明(みん)の弘治年間(1488~1505)以降、おそらく15世紀後半~16世紀前半頃に描かれたと考えられる雪景山水図で、浙派(せっぱ:中国明代、浙江地域を拠点とした職業画家)の作と推測されます。
本作は雪景に茅葺の家や柴を編んで作った門、点景人物などを描いた雪景山水で、その法量および画題を鑑みると、もとは四幅対の四季山水図であった可能性があります。

 

箱裏墨書などから、寛政6年(1794)に水戸の六地蔵寺から水戸徳川家に献納された後に鑁阿寺(ばんなじ)に入ったものと推測され、東国寺院に伝わる数少ない浙派作例で水戸徳川家ゆかりの品でもあるため、極めて重要な作品です。

 

※通常非公開となっております

 


掲載日 令和5年2月1日
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