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木造  聖観世音菩薩立像(観音寺)(もくぞう  しょうかんぜおんぼさつりゅうぞう  かんのんじ)

しょうかんぜおんぼさつりゅうぞうのしゃしん

 

寸法  像高      72.0cm
鎌倉時代後期~室町時代初期

 

肉髻(にくけい)は高く、化仏(けぶつ)を載せ、宝冠・白毫をつけ、あたたかい表情をしています。

玉眼(ぎょくがん)で、黒い瞳の周りは赤をつけ、唇には朱色を施しています。左手には蓮茎(れんけい)をもち、蓮華座の上に立っています。

胸飾、二重臂釧(にじゅうひせん)をつけ、台座は反花座(かえりばなざ)以下をなくし、光背を欠いています。

なお、言い伝えでは、本像は大佛師運慶の作、和田新兵衛尉平朝盛(わだしんべえじょうたいらのとももり)の安置したものといわれ、嘉禄2年(1226)に観音寺(かんのんじ)に入仏供養されたものと伝えられていますが、その作風から鎌倉時代後期あるいは室町時代初期の作とみられます。

衆生の苦難を救う観音菩薩をよくあらわした優品として貴重です。

 

※通常非公開となっております

 


掲載日 令和5年2月1日
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