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木造 延命地蔵菩薩坐像
像高 38.5cm
江戸時代
本源寺本堂の正面、須弥壇(しゅみだん)上に厨子に納められた状態で安置されています。
左手に宝珠を持ち、右手に錫杖を持ち、蓮華座の上に座っています。
胸には飾りをつけており、背には円形の光背に宝珠が飾られたものがついています。
厨子の裏側や底面には銘文が刻まれており、銘記によれば、京都の大仏師・法橋 福田康圓(ふくだこうえん)の作であり、元禄6年(1693)、本源寺の本尊として心叔(しんじゃく)和尚の代に、多くの檀家・信徒により奉納されたことがわかります。
台座・光背・厨子を含めた延命地蔵像の優品として、また造立年代のわかる歴史資料としても貴重なものです。
※通常非公開となっております
掲載日 令和5年2月1日
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