トップ
> 木造 地蔵菩薩坐像(常慶寺)
木造 地蔵菩薩坐像(常慶寺)
像高 30.0cm
江戸時代
左手に宝珠、右手に錫杖を持つ宝珠錫杖地蔵です。
体部は白色、衲衣は金、赤色の蒔絵を施しています。
蓮華座は黒色に金筋を入れ、二重敷茄子(しきなす)で、框座(かまちざ)を重ねています。
背中には宝珠をつけた輪光背をつけ、厨子の蟇股(かえるまた)、支柱などに蓮華文を配し色彩を施しています。
厨子の裏面には「元文五年庚申七月吉辰 為二親菩提也 摩尼宝山第二世沙門法印慶映」の墨書銘があります。
全体に優美、荘重なつくりで、保存状態も良好であり元文(げんぶん)5年(1740)の造立の由緒もわかる優品として貴重なものです。
※通常非公開となっております
掲載日 令和5年2月1日
このページについてのお問い合わせ先