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木造 釈迦三尊像(養源寺)
- 主尊 釈迦如来坐像 像高36.0cm 江戸時代
釈迦如来は、額に二重白毫をつけ、膝の上で定印を結び、蓮華座に座っています。
光背は飛天光(高さ67cm、幅51cm)で頭光身光をしつらえています。
像の底には朱書きの銘「七条大仏師」があり、文殊菩薩像の底にも墨で書かれた同じ銘があります。
- 脇侍 文殊菩薩騎獅像 像高31.0cm
主尊の左側にあり、宝冠をかぶり、両手で蓮茎(れんけい)をもち、両足を組んで円光背をつけ、身を低くした獅子にまたがり、口を開け振り向く獅子に菩薩の視線が向けられています。
尊像と光背は金色に施され、獅子は彩色し、体部に斑点模様をほどこしています。
台座の底面には延宝(えんぽう)8年(1680)の墨書銘があります。
- 脇侍 普賢菩薩騎象像 像高33.0cm
主尊の右側にあり、宝冠をかぶり、両手で蓮茎をもち、右足を垂らし、左足を曲げ、円光背をつけ、身をかがめた白い象にのっています。
尊像と光背は金色に彩色され、象は白色に彩られています。
以上の3体ともその姿は優美で、保存状態も良好です。
※通常非公開となっております
掲載日 令和5年2月1日
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