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耳だれ地蔵

みみだれじぞうのしゃしん

 

像高  176.0cm      
江戸時代
 

石造りの地蔵菩薩立像で、右手に錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠を持ち、蓮華座の上に立っています。

「耳だれ地蔵」という名前が示すように、昔から耳の病気に霊験があると伝えられており、病気が治ると、自分の身長と同じ長さの竹串いっぱいにだんごを刺した「背丈だんご」をお礼としてお供えすることになっていたそうです。

また、だんごの代わりに、お地蔵様の姿を描いた絵馬を奉納する人もいたそうです。

端正な顔立ちや、流れるような衣文(えもん)の線が特徴的で、全体的に優れた造形です。錫杖の柄には五輪塔が刻まれています。

台座の裏面には、「正徳四甲午天九月吉日   念仏供養   下野国梁田郡小生川村」 の紀年銘があり、正徳(しょうとく)4年(1714)年の造立であることや小生川村(こぶかわむら)という地名がわかります。

※通常非公開となっております


掲載日 令和5年2月1日
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