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徳蔵寺の愛染明王像附厨子(とくぞうじのあいぜんみょうおうぞうつけたりずし)
像高 40.0cm
江戸時代
厨子に納まり、愛染堂(あいぜんどう)内に安置されています。
三眼六臂(さんげんろっぴ:3つの目と6本の腕をもつ姿)の忿怒形で、頭には獅子の冠を戴き、全身は赤く彩られ、それぞれの手には鈴、金剛杵(しょ)、弓矢、蓮珠を持っています。
光背には左右から噴きあがる迦楼羅焔光(かるらえんこう)を描いており、台座には、両手を挙げた天部4体を配します。
厨子には墨書銘を記した板がつけられており、これによれば愛染明王像が寛政(かんせい)9年(1797)に奉納されたことがわかります。
足利地方のみならず近郷からも広く信仰を集め、厨子にはその奉納された経緯や年号等も示してあることから貴重です。
※通常非公開となっております
掲載日 令和5年2月1日
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