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唐織十二天袈裟

からおりじゅうにてんげさの写真

 

寸法      縦  126.0cm
              横  202.5cm
安土桃山時代

 

長方形の布地に刺繍を施した縦の裂を縫い付けたものです。

この袈裟は、もとは朝鮮の金剛山長安寺のものでしたが、天正2年(1574)、石州 益田右衛門佐が紀州高野山の正智院に寄進し、後にまた鑁阿寺(ばんなじ)へ寄進されたといわれています。

王室をたたえ、仏法を敬う意味の詩と梵字が刺繍されています。

当時の繊維工芸品としても大変貴重なものです。

 

※通常非公開となっております。

 


掲載日 令和5年2月1日
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