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紋織物(南無大師遍照金剛の軸)(もんおりもの なむだいしへんしょうこんごうのじく)
寸法 縦 152cm
横 35cm
江戸時代
紺地に「南無大師遍照金剛」の文字を金糸で浮織にしたものです。
表装にも模様紋織の布地が使われています。
江戸時代後期、粟谷村(あわのやむら)に住んでいた金井繁之丞(かないしげのじょう)によって織られたもので、正蓮寺に奉納されました。
金井繁之丞は、京都・西陣から伝わった紋織の技術を独自に改良し、花鳥・風景・人物などを織り出す「模様紋織」の技術を考案しました。
これにより「足利紋織の祖」と呼ばれています。
没後、「機神」(はたがみ)として粟谷神社に祀られ、今でも繁之丞の墓石が残されています。
※通常非公開となっております。
掲載日 令和5年2月1日
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