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紺糸威餓鬼胴具足(三つ巴九曜紋章散)(こんいとおどしがきどうぐそく みつどもえくようもんしょうちらし)
室町時代
本具は、室町時代末期に造られたもので、作者は不明ですが、長尾氏の家紋である九曜紋が掲げられた鎧です。
特に蝶つがいを使用し、餓鬼胴造り、頬当に髭を植えてあるのは室町時代の具足づくりの特徴を良く現わしていて、当時の流行の一端を知ることができます。
鎧の札を革や糸などで綴り合わせた縅(おどし)の紺糸は、近世に於いて補修されたものですが、他はほぼ完全に保存されており、中世の具足として貴重です。
※通常非公開となっております。
掲載日 令和5年2月1日
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