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銅造鳥居
寸法 高さ 408.0cm、
幅 545.0cm
江戸時代
正面に「八幡宮」の扁額がかかり、礎石の上に据えられた柱の下部は格座間状(こうざまじょう)に縁取りし、台輪をつけて島木を支えています。
八幡宮の鳥居は江戸時代に多く造られた明神鳥居の形式で、さらに両部鳥居の要素も混っており、この時代の特色をよく表しています。
左右の柱に刻まれた文字から、寛政4年(1792)佐野天明(てんみょう)の鋳物師 荒井宗明、丸山長暉によって造られた事がわかります。
寄付者329名を陰刻してあり、注目すべきことは僧侶の名が刻まれていて、神仏混交の時代の名残りである事がわかります。
保存状態も良く、銘記もあることから貴重です。
掲載日 令和5年2月1日
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