トップ
> 山車(小俣町)
山車(小俣町)
高さ322.0cm、舞台間口760.0cm、奥行370.0cm
江戸時代
山車は檜材に漆を塗って仕上げてある四輪車の屋台組で、車輪の前後幅をせばめ、渡御巡行に適するように作られています。
正面の破風には「神格場」と書かれた額を掲げ、その上には太陽と鶴の彫刻、梁の部分には大型の龍の彫刻が飾ってあります。
また、背面の破風には月とうさぎの彫刻が飾られています。
さらに舞台と奥を仕切る梁の部分にも竜の彫刻が飾られています。
本山車の製作者および成立を証する文書はありませんが、山車の収納箱には「天保6年(1835)」の年記があり、江戸時代後期に山車が造られたものと推定されます。
複雑な構造に高度な技巧を凝らし、保存状態も良いことから貴重な山車となっています。
※8月15日の小俣祭りで公開されます。
掲載日 令和5年2月1日
このページについてのお問い合わせ先