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葉鹿下町の屋台

はじかしもちょうのだしのしゃしん

全長 500.0cm、全高 475.0cm、全幅 283.0cm
江戸時代

 

葉鹿町に伝わる3台の屋台の一つで、葉鹿下町のものです。

木製組立式の屋台で、木製の車輪を二軸内臓します。

屋台は駐車時、左右にさらに幅145cmの張り出し部を取り付けることができ、歌舞伎などが演じられました。

屋形部は八本の柱があり、その上部には蕨手模様が彫られ、寺社の虹梁と同様の貫が全周にめぐっています。

柱上の梁及び桁との間には欄間飾りが、また正面の欄間位置には龍の彫刻がはめこまれています。

彫刻が5か所あり、彫刻の裏の墨書から「下野国下都賀郡例幣使街道富田宿(現大平町富田)」の磯部儀左衛門の69歳の作であることがわかっています。

以前、祭礼の時には大通りを巡行して使われました。もともとこの屋台は足利本町四丁目に貸し出した時に、火災で消失したため桐生で使われていたものを購入して返却されたものであるといわれています。

足利に残る数少ない屋台舞台であり製作年、彫刻者の名もわかることから貴重なものです。

 

※3年に一度の祇園祭で公開されます。

 


掲載日 令和5年2月1日
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