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「翻刻植物学」の版木

はんぎのしゃしん

 

寸法     縦  20.8cm   横  43.5cm   厚さ  2.1cm    計53枚
             縦  24.8cm   横  33.5cm   厚さ  2.1cm    計1枚(出版事務用)
             縦  22.6cm   横  32.2cm   厚さ  2.1cm    1枚(表紙)
品質    櫻木材
慶応3年頃(1867)

 

元足利藩校求道館所蔵のもので、「翻刻植物学」は英国人リンドレーの原書を清(しん)国人 李善欄(りぜんらん)が解訳し、清国で出版したものを、さらに慶応3年足利学校内の求道館において翻訳し、出版したものです。

 

牧野富太郎博士はこれをもって現代植物学の基礎になったものといわれ、現在行われている植物学上の術語の多くは本書を参考にすることが多く、この版本はその原版であることから貴重です。

 

※通常非公開となっております。

 


掲載日 令和5年2月1日
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