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紙本墨書 野晒画賛(しほんぼくしょ のざらしがさん)
寸法 縦 127.0cm
横 14.5cm
江戸時代
右の幅には、「命をば君にささげぬかうべをば いかなるたけきものやとるらむ」という歌が、左の幅には、「甲子春三月、題於足利客舎、草雲」と髑髏が描かれています。
元治(げんじ)元年(1864)、草雲(そううん)50歳の時のもので、当時江戸にいた足利藩士が幕府方に傾いたため、天皇方につくよう説得するべく、さらし首になってもやり遂げる覚悟を示したものです。
草雲の父のふるさとである上都賀郡真名子村の親戚にあたる中野家に贈られたものと伝えられます。
草雲の気概を知ることができるよい資料です。
※通常非公開となっております。
掲載日 令和5年2月1日
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