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養老婢

ようろうひのしゃしん

ようろうひのひぶんのしゃしん    碑文

寸法    高さ  151.0cm
            幅        44.0cm
            厚み    30.0cm
角礫質凝灰岩
江戸時代

 

前面にみごとな字で「養老碑」と彫られています。

左側から裏、右へと三面に520字の撰文が陰刻されています。

 

この碑には、当時このあたりの領主であった鶴川求(江戸幕府に仕えた儒学者、人見竹洞(ちくどう)の4世の孫)が、宝暦(ほうれき)6年(1756)に父の長寿を祝って親戚・知人・領民を招いてのお祝い会を開いた時、領民の前で発表した「施策八条」が刻まれています。

 

そのきまりには「70歳以上の人には米の支給をすること、孝行息子には田んぼを与えるが、親不孝者には罰を与えること、お腹の赤ちゃんを産まない、また子どもの数を減らすことは禁止」などとあります。

 

当時の世の中がどのようなものであったかを知ることのできるとても貴重な資料です。

 


掲載日 令和5年2月1日
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