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常慶寺の宝塔(じょうけいじのほうとう)
総高 360.0cm
江戸時代
常慶寺(じょうけいじ)の山門から本堂までの間の中ほどに建っています。
2段になっている台の上に台座をのせて、その上に宝塔の塔身(とうしん)を立てています。
塔の上のほうにある請花(うけばな)というところから笠の四隅に鎖をつないでいます。
塔身のそれぞれの面には金剛界の仏様が浮き彫りにされています。
昭和60年(1985)に解体修理を行ったところ、塔身の中からお経を写した紙を納めた竹の筒と、5体の鉄でできた仏様が納められていたことが確認されました。
基礎の銘文から寛延(かんえん)3年(1750)に造られ、保存状態もよく、お経や仏像が納められていたことなどもわかる貴重な文化財です。
掲載日 令和5年2月1日
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