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石造 勢至菩薩供養塔
総高 190.0cm
坐像の高さ(光背含む) 58.0cm、肩幅20.0cm、膝張35.0cm
塔身の高さ 80.0cm
台石:高さ 23.0cm、方56.0cm
江戸時代
観音山と呼ばれている東麓の道端に「廻国供養塔」と並んで建っています。
塔身(とうしん)の上には、冠をのせ合掌している勢至菩薩像がのっています。
塔身の銘からは寛政(かんせい)8年(1796)に造られたことがわかります。
またその銘からは、今はない勧行寺(かんぎょうじ)というお寺の存在を証明し、あわせて「二十三夜待ち」(お月さまを信仰の対象としたもので、勢至菩薩と縁のある日が二十三日にあたり、その日が重視されるようになったもの)の民俗信仰をうかがい知ることができる貴重な供養塔です。
掲載日 令和5年2月1日
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