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観音寺の石塔(無逢塔形)(かんのんじのせきとう むほうとうけい)
総高 197.0cm 塔身(とうしん)の高さ 92.0cm 最大幅 58.0cm
反花(かえりばな):高さ 20.0cm、径 77.0cm 敷茄子:高さ 32.0cm、径 55.0cm
蓮座:高さ 42.0cm、径 80cm
江戸時代
反花、敷茄子、蓮座を積重ねその上に無縫塔を立てています。反花は単弁模様を、敷茄子には銘記を陰刻し、蓮座は蓮弁を刻出しています。
塔身の正面の上のほうに、「ア」という仏様を意味する種字(しゅじ)が刻まれています。
敷茄子に刻まれている字からは、明暦(めいれき)2年(1656)にこの塔が造られたことがわかります。
形がめずらしく、とても大きくて保存状態もよいことから貴重です。
掲載日 令和5年2月1日
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