トップ
> 鑁阿寺観音壇厨子(ばんなじかんのんだんずし)
鑁阿寺観音壇厨子(ばんなじかんのんだんずし)
鑁阿寺(ばんなじ)本堂の内陣正面向かって左側に位置してあり、中には聖観音坐像を祀り、前に聖天壇(しょうてんだん)を安置しています。
表・裏側には仏様の絵が色つきで描かれています。
特に裏側にある金箔の蓮の花の絵は素晴らしいものです。
鑁阿寺本堂内陣(本尊を安置してある奥の間)三壇構えの一段を形成していて、このような配置は密教系大寺院の内陣の典型的な物です。
この厨子の屋根の反りや匂配は特に優雅に造られています。
そのすがたは堂々としている中にも上品さがある優れたもので、江戸時代の厨子として貴重な存在です。
※通常非公開となっております。
掲載日 令和5年2月1日
このページについてのお問い合わせ先