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旧足利学校遺蹟図書館(付属建物を含む)付新築竣工図
木造平屋建、屋根は入母屋造で桟瓦葺です。基礎及び外壁は、レンガを積んだ後でそれぞれ石材や漆喰で仕上げています。
外観の特徴は、縦に長い上げ下げ窓で、柱とともに縦方向の線が強調されている一方、腰から下の壁を紫色に塗り、白壁と対比し、不安定感を解消しています。
入り口にあたるポーチは、かえる股などの組み物をコンクリートにより造形していて、当時としては珍しいつくりとなっています。
大正4年(1915)から昭和55年(1980)までは公共図書館としての機能を果たしてきました。
和洋折衷の内外装やポーチのコンクリート造りなど、大正時代の特徴をよくあらわしている、市内に残る数少ない大正時代の建築物として貴重です。
掲載日 令和5年2月1日
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