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円満寺不動堂(えんまんじふどうどう)

ふどうどうのしゃしん

桁行3間、梁行3間、四周に縁、正面向拝、入母屋造、瓦葺
江戸時代

 

木造平屋建、亀腹基壇上に自然石の礎石を置き、その上に柱を建てています。

向拝前面の欄間部分及び組物には、龍の透彫り(すかしぼり)を含む装飾豊かな彫刻があります。

内部には一間四方の護摩壇が置かれ、その奥には厨子の置かれた須弥壇(しゅみだん)があります。

建築年代は、明暦(めいれき)2年(1656)あるいは元禄年間(1688~1704)頃と推定されます。

内部中央の厨子は鎌倉期禅宗様(ぜんしゅうよう)形式の名残を留め、来迎柱の彩色や壁画の保存状態も良好です。

内・外部の装飾彫刻も繊細で、さらに丸柱を持つ軸組、組物等の細部意匠なども丁寧なつくりであり、江戸時代前期の建築意匠の特徴をよく示すものとして貴重です。

 


掲載日 令和5年2月1日
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