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板倉神社の神迎祭(いたくらじんじゃのおかえり)

おかえりのしゃしん

 

この神事は板倉神社で毎年旧暦11月の初午の夜に行われます。

10月は「神無月」といって、国内の神々が出雲大社に集合し、翌月1日にそれぞれ国元へお帰りになります。

ところが板倉神社は出雲大社と親戚にあたるため、残務整理を行ってから一足遅れて国へ戻る為、旧暦11月初午の夜に帰ってくると言われています。

そしてこの夜に「神迎祭」(おかえり)がおこなわれます。

朝から氏子は大きな注連縄飾りをして準備し、夜になると氏子達は神殿に集合してお祓いを受け、村境の大前坂間で神を迎えに行きます。

帰路は一言もしゃべらず静かな行列となって神社に戻り、奥殿に神霊を遷して終わる神事です。

 


掲載日 令和5年2月1日
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