このページの本文へ移動
色合い 標準 青 黄 黒
文字サイズ 標準 拡大 縮小
RSS
トップ > 三崎稲荷神社の絵馬

三崎稲荷神社の絵馬

くろうまのえまのしゃしん

しろえまのしゃしん

11面
江戸時代

 

高さ138cm、幅184cmの額縁の比較的大型の絵馬で、額縁は幅6cm、厚さ5cm、黒漆塗りで、扇面を配した釘隠をはじめ、周囲に飾り金具が付けられています。

額の中は、4枚の板がはめられており、これにそれぞれ白馬、黒馬が対称の向きで描かれています。

2頭の馬は神馬の姿にふさわしい飾り物が精密に描かれており、画面を横切る手綱の構図も興味深い描き方がなされています。

その内一つは狩野派の絵師が描いたものと思われ、とても迫力のあるものとなっています。

また、神楽図は昔の三崎稲荷神社の社殿と鳥居が描かれていて、当時の様子を知ることのできる貴重な絵馬です。

年代が確認できるのはこのうち5面で、享保10年(1725)から延享(えんきょう)3年(1746)のものですが、他の絵馬についても同じ時期に描かれたものと考えられます。

江戸時代中期ないし後期のものとみられ、保存もよく地方に残る絵馬としては格調高い貴重なものです。

 

※通常非公開となっております。

 


掲載日 令和5年2月1日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
教育委員会事務局 文化課
住所:
〒326-8601 栃木県足利市本城3丁目2145番地
FAX:
0284-20-2207
(メールフォームが開きます)

最近チェックしたページ

このページを見た人はこんなページも見ています