トップ
> 岩井山城跡(勧農城跡)
岩井山城跡(勧農城跡)
南上空から
足利市街地の南東、渡良瀬川の河道に挟まれた丘の上にあります。
丘の最上部は本丸跡で、平らな所を造り、周りを土塁(どるい)で囲んでいます。
土塁の東側の一部が高くなっていて、物見が造られていたものと考えられます。
本丸の周りには帯郭(おびぐるわ:平坦面が帯状に連なっているくるわ)をつくっています。
東側の中央部には大手口があり、正面には石垣を組み、郭を造っており、その南側は三の丸と考えられ、平らなところを大きくつくり土塁をまわしています。
戦国時代に足利を支配していた長尾景人(かげひと)が文正(ぶんしょう)元年(1466)に入城し、本拠とした歴史的な由緒ある城跡です。
天正18年(1590)長尾氏没落とともに廃城(はいじょう)となりました。
掲載日 令和5年2月1日
このページについてのお問い合わせ先