トップ
> 口明塚古墳(くちあけづかこふん)
口明塚古墳(くちあけづかこふん)
古墳時代後期(6世紀~7世紀)の足利地域最大の首長墓群である常見古墳群の中の1基です。
墳丘は3段で築成されていて、全体的な大きさは直経48m、高さ5m以上におよびます。
2段目の墳丘の斜面には葺石があり、円筒埴輪のほかに人物・家をあらわしたものなども出土しました。
内部には山石の巨石を組み合わせた南向きの横穴式石室(せきしつ)は天井も高く、全長8.4mと市内屈指の規模をもち、葺石とともに残りもよいので、史跡として価値の高いものとなっています。
造られた年代は、埴輪の形状や横穴式石室の形態から6世紀末と推定されます。
平成4年(1992)に古墳の復原整備を行い、現在は山川町内の山川公園内に保存されています。
掲載日 令和5年2月1日
このページについてのお問い合わせ先