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刀銘 晴雲斎源景國(県指定)(かたなめい せいうんさいみなもとのかげくに)
長さ 75.3cm、反り 1.3cm
江戸時代
典型的な新々刀のすがたで、鎬造り(しのぎづくり)、庵棟(いおりむね:先端が尖った形の棟)、身幅が広くて反りは浅く、重ねが厚く、大鋒(きっさき)で、見るからに大きく立派な造り込みです。
鍛えは木材の柾目(まさめ)に似た柾目肌で、地肌の模様がきめ細かく、刃文(はもん)は中直刃(なかすぐは)で沸(にえ)は深く、大和伝風(やまとでんふう)の作品です。
銘は表「晴雲斎源景國足利於学校」、裏「千時六十九才而造之 元治二丑年二月吉日」とあります。元治(げんじ)2年(1865)、初代景國(かげくに)の作品で珍しく、足利学校で打たれたものであり、史料的にも貴重です。
※通常非公開となっております。
掲載日 令和5年2月1日
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