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御神楽(大和流渋井派)(おかぐら やまとりゅうしぶいは)
大原神社に奉納されている神楽(かぐら)です。
起源は正確にはわかりませんが、江戸時代といわれています。
大和(やまと)流とは「日本古来の神楽」という意味で、渋井派とは渋井新太郎という人が伝授したことからきているそうです。
氏子の寺内音重郎(てらうちおとじゅうろう)という人がお面や衣装を奉納したのを契機に、現在の形に整備されていったと伝えられています。
日付 | 奉納される場所 |
---|---|
4月 第1日曜日 | 三崎稲荷神社(春のお祭り) |
4月 第3日曜日 (11時00分~15時00分) | 大原神社(春の例大祭) |
10月 第3日曜日 (11時00分~15時00分) | 大原j神社(秋の例大祭) |
10月 下旬 | 山前地区文化祭(山前小学校) |
12月31日(大みそかの午後11時頃から年が明ける頃まで) | 大原神社(宵神楽) |
(3年に一度)足利市民俗芸能大会 | 市民プラザ文化ホール |
文化課職員の取材ノート
広報あしかがみ(2020年6月号)の紹介記事に書ききれなかったことを箇条書きで掲載します。
- 大原神社神楽保存会の活動
- 会員12人 … ベテラン(70代、経験年数40年!)から若手(40代、経験年数10年)まで
- 若手は2人在籍
(仮名)Aさん … 地元出身。親が神社役員だったこともあり、保存会に勧誘された。
(仮名)Bさん … 他県出身で足利工業大学(現:足利大学)に入学。市内で就職し足利市民に。八木節も習っている。
⇒会長コメント「若いから動きが良いし、覚えも早い。助かっている」 - 最近、神楽のお囃子を習ってみようかな、という女性も現れた。
- 以前、小学生や中学生の子どもも参加しており、実際のお祭りでお囃子の笛を担当した。
(保護者の承諾があり、夜の練習時間に来ることができるなら、今でも受け入れは可能)
- 神楽の練習
- 練習期間 … 神社のお祭りの1ヵ月くらい前から 週2回(月曜日、金曜日)行う。
- 練習時間 … 午後7時30分頃から始まる。2時間程度練習する。
- 練習場所 … 大原神社の拝殿の中
- 特に練習したいことがあれば、これ以外の日時でもベテランから個人的に教わったりする。
- 仕事の都合にもよるが、ほぼ全員が集まって練習する。
- お囃子、舞の両方ができるように練習する(ベテランも若手も)
- 演目
- 「天の岩戸開きの舞」「経津主の舞」「稲荷大神の舞」など、全部で14座(14演目)ある。
- お囃子は、「三つ拍子」「四つ拍子」など4種類。(笛、大太鼓、締太鼓などで演奏する)
神楽面「猿田彦命」
神楽面「恵比寿神」
神楽面「住吉大神」
※いずれも大原神社神楽保存会所蔵。
御神楽の動画
大原神社の案内地図
掲載日 令和5年2月1日
更新日 令和5年7月19日
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