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樺崎八幡宮太々神楽(かばさきはちまんぐうだいだいかぐら)
この神楽の由来は明治始めごろ、当八幡宮の宮司の長裕多(ちょうゆうた)により伊勢から大和(やまと)流太々神楽が伝えられたといわれていますが、古絵図や大拍子(だいびょうし,締太鼓の胴が長いもの)に書かれた文字からは、江戸時代中頃にはこの地域で神楽が舞われていたことが分かります。
舞の種類は19種類(数え方によっては16種類)におよびます。
上の写真は「恵比須(えびす)の舞」の様子で、恵比須様と火男の兄弟で魚釣りをし、釣り上げた大きな鯛を神様へ捧げるストーリーです。「岡崎」というゆっくりとした拍子で、火男の兄弟がユーモラスに舞い、見る人を笑顔にさせます。
日付 | 奉納される場所 |
---|---|
4月 第3日曜日 | 樺崎八幡宮(春の例大祭) |
10月 第3日曜日 | 樺崎八幡宮(秋の例大祭) |
11月 足利の文化財一斉公開 | 樺崎八幡宮 |
(3年に一度)足利市民俗芸能大会 | 市民プラザ文化ホール |
文化課職員の取材ノート
広報あしかがみ(2021年4月号)の紹介記事に書ききれなかったことを箇条書きで掲載します。
- 樺崎八幡宮太々神楽保存会の活動
- 会員10人…40代から90代まで(楽と舞は兼任ただし笛は専任2人で行っている)70代が最も多い
- 父が着た衣装が見つかったことがきっかけで始めた人も
- 町内在住の男性のみで行われてきたが、町内外老若男女にとらわれず募集している
- 神楽の練習
- 練習期間 … 奉納する1週間前くらいから(スケジュール調整をしてなるべく全員が集まる日)
- 練習時間 … 19時頃から2時間ほど
- 練習場所 … 樺崎八幡宮神楽殿
- 神楽殿では合わせが中心となるため、日ごろから個人練習(楽と舞は兼務)を行っている。笛は専任で、月に1~2回集まって練習している
樺崎八幡宮太々神楽の動画
樺崎八幡宮の案内地図
掲載日 令和5年2月1日
更新日 令和5年7月19日
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