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> 絹本著色 武具曝虫図(田崎草雲筆)(けんぽんちゃくしょく ぶぐばくちゅうず たさきそううんひつ)
絹本著色 武具曝虫図(田崎草雲筆)(けんぽんちゃくしょく ぶぐばくちゅうず たさきそううんひつ)
縦 137.0 横 87.0 明治時代
川島久三郎のために端午の節句掛けとして揮毫されたものである。
図中、弓の弦を張る主人を描いたのは男児の気魄を示唆したものという。
また母と男の子を鎧櫃の前におき、子どもの祝いの雰囲気を豊かに暖かくかもし出しているのはさすがである。
草雲はこのような大和絵にも多くの秀作を残した。
掲載日 令和5年2月1日
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