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銅製 八稜鏡(どうせいはちりょうきょう)
径7.0 円縁の幅0.3 厚0.6 平安時代
大岩山南麓の緩斜面(阿部氏宅)から出土したという。鏡面は平滑で、鏡背に八稜の周縁がある。
中央の鈕(長さ1.1 幅0.4~0.7 厚0.6)の周囲―内区は段圏で外区と分ける。内区(径4.8)は草花文を配し、0.1~0.2下げた外区は唐草文をめぐらす。一面に緑青がふく。文様のつくりなどから和鏡とみられる。
原形をよく存し、平安時代の鏡として貴重である。
掲載日 令和5年2月1日
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