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居館跡(きょかんあと)
足利の南東部、高松台地を占める。
東西90、南北90mの不整方形の四至に、土塁をもって囲み、外側に濠を繞らす。
南に道が通じるが、北側の土塁、濠がよく原形をとどめ、北西隅は隅櫓跡とみられる高所となっている。
天文年中(1532~54)、館林領主赤井山城守が上野国中野を領し、永禄の時(1558~69)この居館に移住したという。その主は代々累を重ね現在に至るという。
中世の土豪の居館跡をいまに伝えるものとして、貴重である。
掲載日 令和5年2月1日
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