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笈  木製鎌倉彫牡丹桃実文(おい  もくせいかまくらぼりぼたんとうじつもん)

おいのしゃしん

 

高さ  88.0cm
室町時代

 

笈(おい)とは、背負えるようになっている入れ物で、仏具などを入れて運んだものです。

この笈は木製箱型の4本足で、銅による飾り金具を所々に貼っています。

漆塗りで全体的に黒色ですが、上下には金箔の上に牡丹桃実文の鎌倉彫が施されていて、優れた装飾となっています。

長林寺(ちょうりんじ)開山の大見禅師の所持品と伝えられ、保存状態も良く、優れた工芸品です。

 

※通常非公開となっております

 


掲載日 令和5年2月1日
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