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木印  印文「禪」(もくいん  いんもん  ぜん)

もくいんのしゃしん

 

高さ  5.0cm
室町時代

 

長林寺(ちょうりんじ)開山 大見禅龍禅師所用の印です。

印面直径わずか3.2cmの木製で印台は円形で縦に梯(はしご)型の鈕をつくっています。

印面の中央には「禪」の一字、その周囲には一尾の龍が陽彫(ようちょう)されています。

中世において禅僧が所持・使用していた印で格調高く、これを用いた禅宗の厳格さが伺える貴重な資料です。

 

※通常非公開となっております。

 


掲載日 令和5年2月1日
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