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木造 金剛力士立像(鑁阿寺)(もくぞう こんごうりきしりゅうぞう ばんなじ)
阿形像
吽形像
鎌倉時代
鑁阿寺(ばんなじ)楼門の両側に立っています。ともに上半身裸の姿で、頭の上に髷を結っています。
金剛力士は仁王様ともいい、仏法の守護をつとめとしている神様です。
向って右側の口を「あ」の形に開けているのが阿行像で、左手に金剛杵(こんごうしょ)を持っています。
左の口を「ん」の形に閉じているのが吽行像です。
この鑁阿寺の金剛力士像は、高い技術で彫られていて、つくられた当時の面影をよく残しています。
なお、栃木県内にある鎌倉時代作の仁王像は、ここ鑁阿寺と鹿沼市の医王寺のものだけです。
掲載日 令和5年2月1日
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